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2006年7月26日 (水)

携帯電話が、押したり引いたりしながら道案内をしてくれる?

重りの特殊な振動で、実際には力はかかっていないのに、手に「押し」や「引き」と感じさせる装置をNTTのコミュニケーション科学基礎研究所(神奈川県厚木市)が試作しました。小型化して携帯電話などに組み込めば、母親が子どもの手を引いて歩くような全く新しいナビゲーション(道案内)も可能になるそうです。この装置は、30日から米ボストンで開かれるコンピューター関連の国際学会シグラフで発表されます。

この装置は、モーターとクランク機構を使って重りを振動させるという簡単なもの。同研究所の雨宮智浩研究員らが、「行き」と「帰り」で速度の変化(加速度)に大きく差が出るよう工夫したところ、手が押されたり引かれたりする感覚が生じることがわかり、このメカニズムを「ぶるなび」と命名したそうです。

これは、小さな加速度には鈍感だが、大きな加速度には敏感、という手の知覚の性質によるもので、手に正味の力はかかっておらず、錯覚で押し引きを感じさせる仕組みだそうです。

現在の携帯電話の道案内サービスでは、画面に表示された地図を見続ける必要があります。また自分が歩いている方向を地図の中で見極めるのも案外難しいものです。「ぶるなび」装置を小型化し、全地球測位システム(GPS)つき携帯電話に組み込むことができれば、自然で、視覚障害者にもやさしい道案内が実現するかも…と期待されています。
詳しい情報は…asahi.comの…ここから

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