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2006年10月29日 (日)

HAL9000のように「自分で判断を下す」スーパーコンピュータが

Hal9000米フロリダ大学と米Honeywell Aerospaceは10月26日、宇宙空間での使用を目的としたスーパーコンピュータを開発中であることを明らかにしました。2009年2月に米航空宇宙局(NASA)が打ち上げ予定の無人ロケット「ST8」へ搭載される見通しです。新スーパーコンピュータは衛星が収集した大量のデータ処理を行うとともに、宇宙探査機が現場で即時の判断を下せるようにするとの事。まるでスタンリー・キューブリックスタンリー・キューブリックスタンリー・キューブリックあまなつAdhover スタンリー・キューブリックの映画「2001年宇宙の旅2001年宇宙の旅2001年宇宙の旅あまなつAdhover 2001年宇宙の旅」のHAL9000のようですね。

現在、高性能スーパーコンピュータは数多く存在するのですが、いずれも地球環境でのみ動作するよう設計されています。一方、宇宙空間に持ち出すコンピュータは従来、宇宙放射線などから保護するために、性能を落とし、大型化せざるを得なかったのです。そのため衛星や探査機が情報を収集しても、データの大半を未処理のまま地球上へ送信するしか手段がなく、しかも帯域が限られているために大量のデータを送信することができなかったのです。

また現在の無人探査機の行動は、地上からのコマンドに依存しています。しかし地球と距離が離れているために、予期せぬ事態が発生した場合、地球側からリアルタイムで指令を送ることが困難なのです。探査機が自ら高性能のコンピュータを搭載していれば、イベントを記録するセンサーやカメラを選択するなど、自身で決断を下すことができるのです。

同大学とHoneywellは、ハードウェアの強化ではなく、ソフトウェアによって、太陽フレアによる放射線などの影響を回避する研究を進めているそうです。
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