チンパンジーがパパイア盗んで贈り物…で交際発展
雄のチンパンジーが盗み出したパパイアを発情中の雌に与える行為がアフリカのギニアでみつかりました。雄はその後、交尾したり毛づくろいをしてもらったりすることが多かったそうです。こうした見返りを期待した「贈り物」を使う行動が、人間以外の霊長類でみつかったのは初めて。12日付の科学誌プロスワンに発表します。
この行為は、京都大霊長類研究所の大橋岳(がく)さんと英スターリング大研究員のキムバリー・ホッキングスさんら日英米ポルトガルの共同研究チームが発見したものです。1976年から西アフリカ・ギニアのボッソウ村(人口約3000人)周辺で観察を続けており、野生のチンパンジーが、パパイア、バナナなどの農作物を盗み出す行為に注目したのです。
03〜05年に786回の農作物荒らしが観察されたのです。自分で食べてしまうことがほとんどだったのですが…このうち25回が大人の雄が大人の雌に与えており、21回でパパイアの実が使われたのです。しかも雌のほとんどは若くて出産可能、半数以上が発情中だったのです。雄が与えた結果、交尾や毛づくろいなどが行われた場合が多かったのです。
…また雄は、農産物を盗み出す際に人目を気にして毛を逆立てて体をぼりぼりかくなど極度の緊張状態になっていたのです。そうした危険を冒して手にした食べ物をあえて雌に分け与えることは、交尾などとの交換を期待した「贈り物」をする行為だとみているのです。人と似ていて面白いですね。
■記事元情報→asahi.comの…ここから
■関連情報は→贈り物で交際発展 ギニア・野生の雄チンパンジー
■アマゾンで→チンパンジーについて詳しく知るためのチェック
■楽天市場で→チンパンジーについて詳しく知るためのチェック
| 固定リンク



