月探査機「かぐや」が、月上空100キロに 周回軌道から観測を開始へ
宇宙航空研究開発機構は21日、月探査機「かぐや」を月を回る観測軌道に投入することに成功したと発表しました。12月中旬までに14種類の搭載機器を点検し、アポロ以来の大がかりな観測を始めるそうです。
かぐやは18日に地球からの指令を受けて、月の北極と南極の上空を結ぶ高度80〜120キロの軌道に入りました。今後1年間、約100キロの高度を2時間ほどで1周しながら観測を続けます。
重力場の影響を受ける低い高度を利用し、月内部の構造を調べたり、岩石の分布やクレーターの形などを調べたりします。またハイビジョンカメラで「地球の出」も撮影する予定です。
中国は、かぐやのライバルとなる月探査機「嫦娥」を24日にも打ち上げるとみられています。また米国やインドも無人探査機の準備を進めており、かぐやが月探査ラッシュの火ぶたを切ることになります。
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