英海岸の砂の中から…第二次大戦中の米戦闘機P-38が現われる
英国西部ウェールズの海岸で、第二次世界大戦中の米戦闘機「P─38ライトニング」が見つかったそうです。ロッキード製「P─38ライトニング」は、双発、双胴のプロペラ機です。

この砂浜はこれまで、長年にわたって海水浴を楽しむ人々が訪れていたのですが、誰も戦闘機が埋まっていることに気付いていなかったのです。
ところが、この夏は通常と違う天候が続き、波によって砂浜の砂が移動し、埋まっていた戦闘機の一部が現れたため、発見につながっのです。
英メディアによると、この戦闘機は米ノースカロライナ州出身のロバート・F・エリオット3等陸尉(当時24歳)が操縦していたものだということです。
今年7月末に、海水浴に訪れた家族連れが見つけた際には、1950年代に使われた演習用の無人機だと見られていたのですが、地元の熱心な航空機ファンが、新聞に掲載された写真を米国の歴史家に問い合わせるなどして、P─38と判明したのです。
第二次大戦中の1942年9月27日、砲術演習に出ていたエリオット3等陸尉が、給油トラブルのためにウェールズの海岸線に不時着。無傷で脱出した記録があったのです。しかし、エリオット3等陸尉はその3カ月後に、チュニジア上空で撃破され、帰らぬ人となったのです。
戦死したエリオット3等陸尉について、30年以上にわたって調べていた、米テネシー州在住のおい、ロバート・エリオットさん(64)は「貴重な発見だ」と驚いている。
P─38は約1万機ほど製造された見られる。しかし、部分的にも現存するのは約32機のみで、国際的な航空機の歴史保存団体などが、機体の保存と復元を求めています。なお地元当局は、略奪者が現場を荒らすのを恐れて機体を砂で覆ったうえ、見つかった場所を明らかにしていません。
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