ミツバチ全員がウエーブすることで…敵を撃退する
新しい研究によると、ミツバチはその光沢のある羽を広げて腹部を上下に素早く動かすことで、まるでスタジアムで"ウエーブ"をするスポーツファンのように、敵の目を惑わすさざ波のような効果を作ることができるのです。
この“揺らぎ”現象の正確な目的は、これまで何十年にわたりさまざまに推測されてきたのですが、新しい研究では、それが天敵スズメバチを撃退するためのミツバチの防御機構であることを証明する強力な証拠が提示されたのです。
ほかの種類のミツバチと違って、東南アジアの巨大なミツバチは外部に対する物理的な防御を欠いた“開放的な”巣を作ります。幾重にも重なった何千匹ものミツバチが、巣の中心で互いにしがみついて生きた巣を作るのです。しかしこれでは、ミツバチやそのミツを食べるスズメバチのような捕食動物に対する守りが脆弱となります。
オーストリアのグラーツ大学でミツバチを研究しているジェラルド・カストベルガー氏とその同僚は、ネパールの給水塔で450回を超えるミツバチとスズメバチの攻防をカメラで記録したのです。
このチームが発見したのは、巨大なミツバチの群れで揺らぎが起きるのはスズメバチが巣のすぐ近くまで飛んできたときなのでする。スズメバチが巣に近づくほど揺らぎは強くなっのです。1回の“ウエーブ”はわずか数百ミリ秒しか持続しなかったが、ミツバチは揺らぎを無限に続けることができたそうです。う~ん。どのように連携しあっているのでしょう。
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