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2009年6月11日 (木)

国の環境基準を遙かに超えた有害微小物質が浮遊する…喫茶店やパチンコ屋

大気汚染による健康被害の真犯人ともいわれる、直径2.5ミクロン(1ミクロンは1000分の1) 以下の超微粒子は「PM2.5」と呼ばれています。この「PM2.5」は微細な粒子だから肺の奥深くに付着しやすく、そのために喘息や気管支炎や心筋梗塞などを引き起こす確率が高くなります。
これまではディーゼル車が吐き出すディーゼル排気微粒子(DEP)などが社会問題視されてきました。

pm25.jpgところがたばこの煙にもこの微小粒子状物質「PM2.5」が多く含まれていて、排ガス以上に濃度が高いことが調査で分かったのです。(クリックで拡大)

たばこの煙が漂う飲食店や遊技場の3分の1以上で、健康被害を引き起こすとされる微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が、世界保健機関(WHO)の環境基準をはるかに超える数値であることが、厚生労働省研究班の調べで分かったのです。1時間で基準の2倍以上吸い込みかねない店もありました。(WHOは06年、大気1立方メートルあたり1日平均で25マイクログラム以下とする環境基準を示しました。)

kemuri.jpg厚労省研究班は今年1〜3月、喫煙者のいる喫茶店や居酒屋、パチンコ店など計22店で「PM2.5」の実態を調べました。混雑時に約40分間測定した結果、空気1立方メートルあたり平均70〜1230マイクログラムの「PM2.5」が漂っていることが判明しました。

ちなみに、環境省が提示する環境基準は、年平均で1立方メートル当たり15マイクログラム、日平均で同35マイクログラムで米国と同じ。世界保健機関(WHO)の指針より緩いが欧州連合(EU)より厳しくなっています。

しかし今回の調査で、3分の1を超える8店では、1時間いるだけでWHOの環境基準を超える計算になっていたのです。班長の大和浩・産業医科大教授は「建物内の受動喫煙対策が必要」としている。

喫煙者が吐き捨てた煙が問題になるということは、それ以上に煙をダイレクトに吸い込んでいる喫煙者自身の肺は想像を絶する状態だということですね。嗚呼!!私ももっと早くタバコをやめればよかった。
記事元情報→朝日新聞ニュースの…ここから
関連情報は→有害微小物質「PM2.5」に環境基準 環境省提示へ
       大気中微小粒子状物質(PM2.5)について

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