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2009年6月18日 (木)

米製薬大手バクスター・インターナショナルが…新型インフルワクチンの対日輸出を検討

米製薬大手バクスター・インターナショナルは16日、新型インフルエンザの予防注射用ワクチンの対日輸出を検討していることを明らかにしました。現在、日本政府と供給契約の締結に向けた交渉を進めており、契約がまとまれば、7月にも出荷したい考えだそうです。

baxter.jpg国内では、北里研究所(東京都港区)など4つの機関がインフルエンザワクチンの製造を手がけているのですが、そのいずれも規模も小さく生産能力に限界があるため、海外メーカーからのワクチン調達があれば、早期の供給態勢づくりが可能になる、と期待されています。 私たちのような者にはありがたい情報ですね。

バクスターは、すでに英国やオーストリアなど欧州数カ国の保健当局と供給契約を結び、ワクチンの量産を急いでいます。7月にも出荷する方針だそうです。スイス製薬大手のノバルティスも今秋の出荷を目指しているそうですが、バクスターのワクチンが世界で初めての供給となる見込みです。

バクスターでは、5月に新型インフルエンザのH1N1型ウイルスを入手して以来、独自の手法でワクチンの開発を進めてきているそうです。従来、ワクチンの生産には、ニワトリの卵でウイルスを増殖させる手法が使われるのが通例でしたが、この方法だと、卵を短期間に大量調達することが難しく、ワクチンの生産に時間がかかるのがネックでした。ところが、同社は、卵を必要としない独自の細胞工学技術を駆使することによって、生産期間の短縮に成功したのです。

現在、国内でのワクチン製造を担っているのは、北里研究所(東京都港区)、化学及血清療法研究所(熊本市)、阪大微生物病研究会(大阪府吹田市)、デンカ生研(東京都中央区)の4機関ですが、いずれも規模が小さく生産能力には限界がある上に、季節性インフルエンザ用ワクチンも一定量確保する必要があるため、新型向けの生産開始は7月中旬以降となる見通しです。

いまのところ厚生労働省は、年末までに4法人から約2500万人分の新型向けワクチンを調達することができるとみているのだそうですが、今後の感染の広がり方次第では、供給不安が高まる可能性は否めないため、同省も、海外メーカーからの調達に踏み切る選択肢は排除しないであろうとみられているそうです。
記事元情報→フジサンケイBusiness-iの…ここから
関連情報は→バクスター日本法人のニュースリリース
       バクスター・インターナショナル

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