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2009年6月30日 (火)

呼吸器症状に効果が…シベリアの岩塩坑を再現した「塩セラピー」

CNNワールドニュースに、呼吸器症状に効果がある「塩セラピー」という記事がありましたので、肺気腫には直接関係はないのですが呼吸器系なのでクリップしておくことにしました。

shio.jpgロンドン郊外の通り沿いに建つ教会を改築した建物。一歩足を踏み入れるとそこには一面塩の世界が広がっています。シベリアの岩塩坑を再現したこの部屋では、ぜんそくなどの呼吸器症状に効果があるとされる「塩セラピー」が行われているのです。

塩セラピーは「ハロセラピー」とも呼ばれる民間療法の一つです。19世紀後半、シベリアで岩塩を採掘する作業員らに呼吸器の病気が非常に少ないことが分かったのをきっかけに、ロシアや東欧諸国に普及したそうです。塩に含まれるカリウムやマグネシウムなどのミネラルを吸い込むことで、たんなどの粘液を除去し、アレルギーによる炎症を抑える効果が得られるとされています。

ロシアでは95年、岩塩坑を医療目的で利用することを当局が正式に認可したそうです。患者は地下にある岩塩の洞くつで1日2―3時間過ごすのが一般的な方法だそうです。また米医学専門誌NEJMでは06年、呼吸障害などを起こす遺伝的な病気「のう胞性線維症」の患者を対象に塩セラピーを48週間続け、「安全で効果的な追加療法である」と結論付ける研究が報告されました。最近では米国内でも、各地のスパなどに導入され始めているそうです。

ロンドン郊外に設けられた治療院では、床と壁を分厚い塩の層で覆った部屋に、岩塩の粒を含んだ空気が送り込まれるようになっています。波の音が聞こえる静かな室内に、ゆったりと座ること1時間。これを1—2週間続けることでぜんそくなどの症状が軽くなり、その効果は約1年間続くとされています。

設立者のソフィア・ベンクさん(30)はハンガリー出身。2年前に英国に住み始め、塩セラピーを受けられる場所がないことに驚いたそうです。「私自身が鼻炎に悩んでいたので、母国でなじみのある岩塩抗をここに再現してしまおうと思い立った」のだそうです。来院した人々からは、「アレルギーの薬がいらなくなった」などの声が上がっているとか。

ただし、英国では今のところ、塩セラピーは保健当局に認可された治療法ではないので、ぜんそく治療の専門医らは「主治医と相談しながら、あくまで補完的な治療法として扱うべき。服薬を勝手に中止するのは危険な場合もある」と警告しているそうです。
記事元情報→CNNワールドニュースの…ここから
関連情報は→日本のソルトスタジオ

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