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2009年8月 3日 (月)

インフル薬にお茶の力を…
カテキンを加工した薬を開発。タミフルより効果大

緑茶に含まれるカテキンを加工してインフルエンザ治療薬に応用する技術を、大阪大学と横浜市衛生研究所の共同チームが開発したそうです。季節性インフルエンザや鳥インフルエンザで効果が確認されました。しかも感染を防ぐ作用もあるため、鼻やのどに噴霧する予防薬への応用も期待でき、製薬会社と実用化を目指すそうです。

ryokucya.jpg開発に利用したのは、緑茶に多く含まれているエピガロカテキンガレート(EGCG)というカテキンの一種。カテキンは茶の渋み成分で、EGCGがウイルスの働きを抑えるのは以前から知られていたのですが、そのまま飲むと、体内ですぐに分解され、効果がなくなってしまいます。

このため研究チームは、体内での分解、代謝を抑える作用のある脂肪酸と合成することで、EGCGが分解されずに、ウイルスの感染や増殖を抑える技術を開発したのです。

この加工したEGCGを季節性インフルエンザや鳥インフルエンザのウイルスに混ぜ合わせて、イヌの腎臓細胞にふりかけて感染力を調べたのです。すると、治療薬タミフルよりも約100倍、感染を抑える効果があったそうです。鶏の有精卵を使った増殖実験でも、何もしない卵12個では中のヒナが70時間で4割、164時間で全数が死亡したが、加工したEGCGを投与した卵12個では全数が生き残ったのです。

主任研究者の大阪大学の開発邦宏助教(有機化学)が08年に特許を出願。製薬会社など数社から、治療薬やマスク、スプレーなどを商品化したいとの引き合いが来ており、現在交渉中だそうです。

開発邦宏助教は「緑茶を飲んでも効果はないが、開発した成分は高い効果があった。作用からみれば、新型インフルエンザにも効果が期待できる。茶葉から大量に抽出でき、安価で副作用も少ない」と話しているそうです。
記事元情報→朝日新聞ニュースの…ここから
関連情報は→カテキン - Wikipedia

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