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2009年11月10日 (火)

タバコ税の値上げは…形を変えた「弱いもの虐め」

最近タバコの値上げ問題が一部のマスコミで取り上げられています。例えば、政府税制調査会は2009年11月6日、たばこ税の引き上げについて議論したのですが、その中で長浜博行厚生労働副大臣は、国内でのたばこ1箱の販売額が300円前後と、先進国の半値であることを指摘し、「個人的には600円、翌年700円、さらに800円という段階的な値上げがいいのではと考えている」と話していました。

tabaco.jpgどうも政府が検討しているのは、国民の反発が少ないところからいかに税金を取り立てるかであり、そのターゲットになっているのがタバコ税のように思えます。

鳩山首相は所信表明で「友愛政治実現」を国民に訴えました。そして「いのち」を守り、国民生活を第一とした政治をおこなうと宣言されたはずです。

ならば、タバコが「いのち」奪う商品である事を真剣に国会で議論し、またいかにタバコが原因となっている病気の医療費が大きいかを検討し、そしてそれが社会的損失を招いているかを明らかにして、そのための対策を検討する必要があると思うのです。そしてその対策の一つとしてタバコ税の値上げがあると思うのです。

タバコは社会悪だから税金を取り立てても良いという単純な発想は、実は形を変えた「弱いもの虐め」だと思うのです。
まあ、鳩山さんが言う「友愛政治」や「いのち」を守り、国民生活を第一にという発言は、単にお題目だとは思うのですが…。これは、ず〜っとタバコを吸い続けてきて、結果、肺気腫になり酸素ボンベが手放せなくなった老人の戯言でした。

記事元情報→たばこ税、段階的な値上げも 政府税調で意見
関連情報は→どうなるたばこ税・環境税…国民・産業界の影響は?
       経団連会長、たばこ増税にも疑問符
       たばこ税:全国知事会会長が増税賛成表明

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受信: 2009年11月28日 (土) 23時06分

コメント

はじめましてパパ38さいです。肺気腫で倒れられ酸素療法をもう10年もなさっておられるのでしょうか? 先日うちの父64さいが初期の肺気腫とCTでいわれ 担当医から10年くらいかな だいたい 酸素がはじまったら2年くらいと言われましたが 酸素療法をはじめて10年間 元気にしておられるのに驚いております。体調はいかがなのでしょうか?

投稿: パパ | 2009年11月11日 (水) 11時42分

パパ38さいさん


コメントありがとうございます。お父様の身体の状態などが分からないのでなんともいえませんが、初期の肺気腫で「10年くらい…」はひどいですね。しかも「酸素がはじまったら2年くらい」もひどすぎると思います。

私も医者には驚かされました。「もって5年ですね…」といわれたのです。有名な病院だったのですが、平気でそんなことを患者に言う医者の考え方に幻滅して、即刻退院して病院をかわりました。その時点で酸素を吸っていましたので、あれから10年になりますがまだ私は生きています。

医者は患者の気持ちも考えずに、脅かすためにきついことを平気で言うのですが、患者の側はその言葉に強く反応して、場合によっては体調を悪くする人もいます。ただタバコだけは止めたほうが良いと思います。

10年酸素を吸ってきた今の私の状態ですが、健常者の方のように走ったり歩き回ったりはできません。しかし一日中、家の中で平常通りの生活をしています。やはり動き回ると酸欠状態になり少し苦しくなりますが、それ以外は平気です。

私が68歳ですからお父さんと同じぐらいですね。今の私は、焦ることなくゆっくりと、そしてソロソロと歩いていきたいと考えています。

お〜酸素

投稿: 五月 | 2009年11月11日 (水) 17時02分

返事ありがとうございます。うちの父は自覚症状はないですし 普通に歩きまわっていますし 孫と昨日は公園を走りまわってましたが 健康診断の肺機能検査でかなり悪く CTにて肺気腫と診断されました 中等以上とききました 酸素をはじめられる前から自覚症状はなかったのでしょうか?いきなり 肺気腫で酸素になられたのでしょうか?肺気腫の病気を理解していない自分は 父の余命は10年といきなりつげられ て酸素で延命出来るが二年までと はっきりいわれました 父は後 十年もあるのか74だな〜 充分だと (笑) なら タバコは止めないと吸っています。 困りました。確かに父の 兄も心筋梗塞で67さいで死んでるので 父からすると74まで生きれるなんて幸せだ 産まれてすぐ亡くなる赤ちゃんもいるし いずれ 誰も死ぬんだと 確かになんですが… 父にはまだ長生きしてほしいのです。

投稿: パパ38さい | 2009年11月16日 (月) 12時04分

パパ38さいへ

私が肺気腫になったあたりに関しては酸欠状態のブログをスタートするストレスが私の肺胞をアタックし続けた結果、肺気腫になどに書いておりますのでご覧ください。

当時は私も禁煙なんて…とほざいたり、命短し…と自分の命を美化したりして、肩を怒らせながら生きておりました。しかし自分が、肺気腫のような不可逆的(一方通行でもとに戻れない)な病になり、日々じんわりとゆっくりと死に至るという事を自分の現実として受け入れると、なかなか嘯いてはいられませんでした。しかも、次第に自分一人では歩く事すらできなくなるのですから。

おじいさんはいずれお孫さんと公園で走れなくなります。1日でも多くお孫さんと楽しむためにできることは、一つしかありません。禁煙だけなんです。しかしそれで良くなるのではなく少し肺が壊れていくのが遅くなるだけなのです。病院から受け取る薬は治療薬ではなく、息を吸い込みやすくするための薬なのです。治療薬はないのです。

ちよっと厳しい言葉になりましたが、これが今の私の実感でもあるので許してください。おじいさまによろしくお伝えください。

投稿: お〜酸素 | 2009年11月16日 (月) 19時44分

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