« タバコ税の値上げは…形を変えた「弱いもの虐め」 | トップページ | 禁煙が浸透しているようですね:男性36%に減 »

2009年11月11日 (水)

これは朗報かも…米国で「禁煙ワクチン」の治験が開始されました

米国でたばこをやめたい人のための「禁煙ワクチン」が開発され、国立衛生研究所の薬物乱用研究所(NIDA)から1000万ドル(約9億円)の助成を受けて、このほど最終段階の治験が始まったそうです。…凄い!!

この禁煙ワクチン「ニックバックス」を製造しているのは米医薬品メーカーのナビ・バイオファーマシューティカルズ(本社メリーランド州)です。
banner_NicVAX.jpg
たばこを吸って快感が得られるのは脳がニコチンに刺激されるためですが、このワクチンを投与すると喫煙者の血中のニコチン分子に抗体が結合し、大きくなったニコチン分子は脳に到達できなくなるのです。その結果、神経伝達物質のドーパミンが放出されなくなり、快感を感じなくなるという仕組みなのです。

脳に到達するニコチンの量が徐々に減れば、たばこを吸いたいと思わなくなり、禁煙に成功する確率が高まるという発想です。

米国がん協会の統計によると、米国の喫煙者4400万人のうち、70%がたばこをやめたいと考えており、毎年約40%が禁煙に挑戦するが、禁煙を続けられるのは4―7%止まり。しかしナビによれば、過去の臨床試験ではニックバックスを利用した被験者の30―35%が長期にわたる禁煙に成功し、副作用はほとんどなかったとしています。

今回の治験は約1000人を対象に実施し、効果や副作用を調べて一般的な療法と比較、安全性に問題がないかどうかを検証するものです。結果は2011年9月までに出る見通しで、これを受けて米食品医薬局(FDA)に承認を申請する予定だそうです。

国立衛生研究所幹部のフランシス・コリンズ氏は「ニコチン中毒による死者は米国だけで年間50万人に上るが、禁煙を成功させるための効果的な療法を見つけるのは極めて困難だった。今回の抗ニコチンワクチンの治験では、この問題の解決に向け、大きな希望が持てる」と話しているそうです。
記事元情報→CNNジャパンの…ここから
関連情報は→米医薬品メーカーNABIのNicVAX ®について


|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/43862/46736213

この記事へのトラックバック一覧です: これは朗報かも…米国で「禁煙ワクチン」の治験が開始されました:

コメント

コメントを書く