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2013年5月25日 (土)

微生物から開発された「クモの糸」が産業用に量産に、慶大発VB

慶応大学発ベンチャーのスパイバー(山形県鶴岡市、関山和秀社長)は24日、クモの糸を人工合成し繊維にする技術を確立、量産に乗り出すと発表した。自動車部品メーカーの小島プレス工業(愛知県豊田市)と工場を新設、2013年中に月間100キロを供給できる体制を整える。クモ糸は強度が高く伸縮に優れる次世代素材とされる。自動車部品や医療素材向けなどに用途開拓を急ぐ。

kumo.jpgスパイバーは遺伝子や分子の配列を見直したクモ糸を独自開発し、人工合成できるようにした。成分であるタンパク質は微生物を利用してつくる。微生物の培養効率を高めて商業生産を可能にした。紡糸を含め、繊維にするまでの量産技術を開発した。

小島プレス工業と連携して約7億5千万円を投じ山形県鶴岡市に生産拠点を新設する。当初は月間100キロを生産し、用途開発を進めながら15年に年間10トンの規模を目指す。

人工クモ糸による新素材は鋼鉄より強度があり、ナイロンより高い伸縮性を持つという。低コスト化を進め、自動車用部品、人工血管などの幅広い利用を見込む。

スパイバーは慶応大学発のベンチャーで07年9月に設立された。同大先端生命科学研究所(鶴岡市)で学生だった関山社長らがクモ糸に注目し、新たなバイオ素材と位置づけて量産技術を開発してきた。海外でも研究機関を中心に実用化に向けた試みが進むものの、基礎研究の段階にとどまるという。スパイバーは既に関連技術を含めて16件の特許を出願している。

人工合成したクモ糸を使った青色のドレスを公開した関山社長は「世界で初めての技術を立証でき、工業化が視野に入った」と説明した。
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=以上の記事は [日本経済新聞]からの転載です。=
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関連情報は→[PDF]スパイバー株式会社
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