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2013年7月 5日 (金)

肺がん:喫煙男性、海藻や魚介類に含まれる「ヒ素」摂取でリスク増

海藻や魚介類にわずかに含まれる「ヒ素」の摂取量が多く、喫煙する男性は肺がんのリスクが高まるとの分析結果を、国立がん研究センターなどのチームが5日発表した。喫煙しない男性は、摂取量が多いほどリスクが下がった。チームは「肺がん予防にはまず禁煙」と呼びかけている。

ヒ素は国際がん研究機関により発がん物質に分類される。ただし、ヒ素を多く含む海藻などには、がん化を防ぐ抗酸化作用も認められている。

チームは食生活を通したヒ素の摂取とがんの関連に着目。9府県の45〜74歳の男女9万378人を約11年間追跡した結果、7002人が何らかのがんを発症した。

食習慣から推計したヒ素の摂取量に応じて比較したところ、男性の肺がんだけに関連が見られた。中でも喫煙男性は摂取量が多いほど肺がんリスクが高く、非喫煙男性は逆に低くなった。

ヒ素に汚染された井戸水などを大量に摂取すると肺がんリスクが高まることは知られていたが、日常の食生活で取り込むヒ素と肺がんとの関連が明らかになったのは初めて。同センターの沢田典絵・予防研究グループ室長は「さらにデータを集める必要があるが、喫煙者はヒ素を体外に排出する働きが低下し、毒性が肺に影響した可能性がある。一方、非喫煙者は、ヒ素を多く含む海藻などが持つ抗酸化作用の恩恵を受けているのではないか」と分析する。【大場あい】
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=以上の記事は [毎日jp(毎日新聞)]からの転載です。=
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