私は島田紳介が好きでした。彼の出ている番組はほとんど見ていたほどである。その彼が女性に対して暴力事件を起こし、テレビ番組から姿を消した。
それが10月下旬だから、約2ヶ月が過ぎた1月2日の夜、日本テレビ「行列のできる法律相談所・お正月スペシャル」の放送の最後に、彼は、謝罪と仕事復帰のあいさつを行った。
私は、その番組やその後の記者会見を見て、何故かスッキリとしない、あと味の悪いものを感じた。それが何なのかはまだ明確ではないが、フアンであったはずなのに、心から応援できない「何か」が私の中に新しく生まれている。
島田紳介が女性に行った暴力行為は、たとえ人気者の芸能人であっても許されるものではない。その事は罰せられるべきだし、同時に相手側に謝罪し和解するべき事である。罰せられるべき点については、傷害罪で略式起訴され、罰金30万円を納付した時点で解決したと私は考えている。
残されている問題は、相手側の女性との和解である。島田紳介も被害者の女性も吉本興業の社員であるのに、何故か和解に至らない点が不思議でならない。その島田紳介が、彼の言葉から察すると、吉本からの自粛解除通告により、「(復帰は)自分の意思じゃない」し、「吉本からの自粛解除通告も全くうれしくなかった」が、しかたなく復帰したと言いたそうな、謝罪と会見であった。
女性との和解…女性に対する謝罪が済んでいないのに、吉本と紳介が正月明けならいけそうと踏んで、既成事実作りにとっかかったように、私には映った。
彼は、周辺の様子を見ながら非常に慎重に言葉を選んで、申し訳ないを連発していた。その姿は、お笑いタレントのものではなく、犯罪者の風貌で漂っていた。
どうも私には、哀れを売り物にしているようにしか見えなかった。しかも言葉の端々に「辞める」という言葉が頻繁に出てくる。
そのあたりが、心から応援できない「何か」なのかもしれない。
1月の2日夜の謝罪と仕事復帰のあいさつを楽しみにしていたが、ガッカリした。
●紳助「復帰生放送」批判上回る
芸能活動を自粛していたタレントの島田紳助(48)が2日夜、日本テレビ「行列のできる法律相談所 お正月スペシャル」の放送の最後で、謝罪と仕事復帰のあいさつを行った件で、日本テレビには放送終了後から、視聴者から電話やメールが寄せられた。
同局によると、復帰に対する賛否両論があったが、批判の方が多かったという。
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