アフリカで深刻な地球温暖化の影響
死に至る疫病の流行、耕作地の荒廃、貴重な野生生物の絶滅…地球温暖化は世界一貧しい大陸アフリカに壊滅的な影響をもたらしかねないが、この大陸の国々はそうした事態を防ぐ体制において、もっとも遅れをとっている。…とWIRED NEWSは、アフリカの危機について語っています。ここではその要点を書き出しておきます。

●アフリカの最高峰、キリマンジャロ山では頂上に積もる万年雪の量が減ってきているほか、大陸北西部のサヘル地域[サハラ砂漠南縁部]の砂漠化も進んでいる。干ばつや洪水などの異常気象が頻繁に発生し、しかも強烈になっている。数が減った動植物も数多い。
●南アフリカ西部の半乾燥地域の気候がさらに暑く、乾燥したものになれば、主要作物であるトウモロコシの生産量が最大で20%減少し、さまざまな病害虫が急増すると研究者たちは話す。東側の比較的雨の多い地域では、降水量が将来さらに増えると予測されているが、現在すでに低木の茂みが有用な草地を浸食しはじめており、家畜や野生動物の活動を脅かしている。
また、標高の高い地域の気温が上昇すると、南アフリカでは、マラリアにかかる危険性の高い人の数が2020年までに4倍になるとも言われる。
●気候がますます不安定になる中で、アフリカの地域住民たちは、自然災害に襲われて十分な復興を遂げる時間もないうちに、次の自然災害に襲われるという状態に追い込まれている。
●数が減って特に危険な状態にあるのは、セーブルアンテロープ、ササビー、エランド、ローンアンテロープで、自然界におけるこれらレイヨウの仲間の生息区域はどんどん狭まっている。気温が上昇し雨が降らなくなると、こうした動物たちは湿気の多い東側の海岸に移動しようとするのだが、国立公園のフェンスがそれを阻んでいるとオーウェン=スミス教授は話す。
●アフリカ東部の珊瑚礁でも、海水温の上昇や日照量の増加が原因とみられる大規模な白化現象が発生しており、1998年には全体の75〜77%が死滅したこともあった。今後50年のうちにこうした現象が当たり前になると危惧する専門家もいる。
私が生きている間に、あの広大な大自然を抱えているアフリカが、上記のような問題を抱えるとは考えもしなかったのですが、我々人間は、短期間でこんな状態にしてしまったのですね。美しいアフリカはもう…
■ 詳しい情報はWIRED NEWSの…ここから
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